先週ハワイから帰ってきました。今回の旅の一番の目的は50周年を迎えたメリーモナークフェスティバルでHULAを観ることでした。ハワイ島のヒロで毎年開かれるこの行事に参加することはフラダンサーならば一度は夢見る一大イベントです。
そしてハワイ島は何といっても火山の女神ペレのお膝元であります。来たからには、ペレの棲むハレマウマウ(キラウエア山)にごあいさつに行きたい!という想いも叶い、3年ぶりにハレマウマウを訪れることができました。
久方ぶりに感じる溶岩の大地、その上に茂る南国の植物、鳥たちのさえずり、そして何よりALOHAの風・・・。この風を肌に受けて、「あぁ、いま私はハワイにいるんだぁ・・・」と全身で実感しました。この風が恋しかった。ずっとずっと恋しかった。
この倖せな瞬間が永遠に続いてくれたらいいのに・・・と想いつつ、一週間後には東京の日常がまた始まり、非日常の幕はあっけなく閉じてしまいました。日常にはメーリーモナークなフェスティバルもペレの火山もアロハの風もない。あるのは、花粉舞うトウキョウの空と高層ビルと満員電車。。。
いつもの生活空間、日々の雑務、毎日を共に過ごす家族、これが私の日常。
そこはワンダーランドではないけれど、当たり前のことを当たり前に、坦々と行うことの中に歓びを見いだせたら、それは非日常的日常。見慣れたトウキョウの空に神聖さを感じられるのなら、毎日が非日常。
そして、毎日顔を合わせる人々に、いつもは言えなかったり、できないことが出来たならば、きっとそれも素敵な非日常的日常なのだと思うのです。
出来ているかは別として・・・(^_^;)
そんな風に毎日を過ごせたなら、「いま・ここ」はアロハのそよ風に抱かれているのでしょう。
非日常的日常に乾杯!
ERI (日曜日, 21 4月 2013 12:45)
おかえりなさい\(^o^)/