ターラダンスをはじめ、聖なるダンスと歌を世界中の女性に伝えるため、1995年ハワイのマウイ島で非営利団体としてターラ・ダートゥ（ＴＤ）が設立されました。

それはターラダンスを長年にわたり見守り続けてくださったシトゥ・リンポチェが、団体を設立してこのダンスを解放の乗り物として、守り伝えるように奨励したことによります。ダートゥとは、ターラ菩薩の浄土を意味しています。

ターラダンスは巡礼の旅において、チベット民族への慈善活動の一環として様々な形で捧げられてきました。ターラダンスの創始者であるプレマ・ダサラと音楽ディレクターであるアナハタ・イラダの共同作業により世界中を旅しているこのダンスは、今では世界の各地域でいくつかのグループがつくられ精力的に活動をしています。大いなる母、女神ターラを讃え、チベット仏教の深遠なる旅を体験できるこのダンスは、多くの人々に真の覚醒の可能性をもたらし続けています。